VR活用事例

VRで職場体験

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自分のやりたいことが見つからない、自分に合った職業とは何かなど、誰もが人生において一度は考えたことのあるテーマではないかと思います。また、自分に合った職業かどうかは、実際に働いてみないと分からないのが大半です。

そんな現状を打破するかのように、将来の職業を決定しないといけない岐路に立たされている方、引きこもりの方、転職希望の方、障害を持つ方向けに活用可能な仕組み作りを目指し、職業体験が出来るVRコンテンツが生まれています。

就労トレーニング用VRソフトウェア「JobStudio(ジョブスタジオ)」

 VRソフトウェアを開発する株式会社ビーライズ(本社:広島県広島市)と、障害者向け就労支援事業や、子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区)は、就労トレーニング用VRソフトウェア「JobStudio(ジョブスタジオ)」を共同開発しました。

 就労移行支援事業でVRを活用し、実践型職業トレーニングを行うのは、前例がなく、日本では初めての試みです。

 今後、全国の就労支援、福祉施設、医療機関、企業などへ提供を開始します。

https://prtimes.jp/i/34037/11/resize/d34037-11-709956-12.png (引用元)

JobStudio(ジョブスタジオ)の特徴について

① 受け身の動画視聴タイプではなく、能動的に学べる6DoF式 VR

 フル3DのVR空間の中で、プレイヤーの歩く、しゃがむ、物を持つ、物を移動させる等の身体の動きが、リアルに再現されます。受け身になりやすい動画視聴タイプのVR(3DoF VR)と比べても自由度が高く、能動的に学べます。また、VRゴーグルは、PC不要のスタンドアロン式に対応し、持ち運びも可能です。

② 実践形式でのトレーニングが可能

 注文内容を確認し、必要な商品を手に取って、お客様にお渡しすれば、プレイヤーの動きがそのまま仕事の成果になります。現実では、再現が難しかったVRによる実践形式での就労トレーニングは、詳細な設定項目により、自分にあったレベル、内容で何度でもトレーニングが行えます。

③ データに基づき、職業能力を客観的に評価

 仕事のスピードや効率的な動き、物を持った際の丁寧な所作などは、これまで評価者の主観でしか記録は不可能でした。JobStudioでは、指示方法、視覚、聴覚から入ってくる情報量の調整といった環境設定の情報と、3次元的なプレイデータを記録し、個と環境の相互作用から成り立つ職業的な得意不得意を客観的なデータに基づきフィードバックする、日本初のVRによる職業評価機能を実装しています。

※特許出願中の独⾃技術 特願2020-153409  

JobStudio(ジョブスタジオ)のコンテンツについて

働く上で必要になる基本的な作業を再現した、3つのモードで構成されています。

① RPGショップ(武器屋)

 シンプルなピッキング作業を行いながら、子供から大人までゲーム感覚で楽しみながらVR体験出来る。チュートリアル的な位置付けのモード。

​https://prtimes.jp/i/34037/11/resize/d34037-11-817435-18.png (引用元)

② パフェ作り

 複数の作業工程と複数の選択肢から、順序を立てて遂行する作業。効率化するためには複数のレシピを把握し、仕上げる必要がある。より高い作動記憶を求められるモード。

https://prtimes.jp/i/34037/11/resize/d34037-11-802872-16.png (引用元)

③ 空港仕分け作業

 制限時間を意識し、優先順位を考えながら行う作業。終わり時間から逆算し、タイムマネージメントを行いながら、効率よく作業する必要がある。より多くの認知機能を駆使し、作業するモード。 

https://prtimes.jp/i/34037/11/resize/d34037-11-324710-17.png (引用元)

【詳細な設定機能】

・制限時間(1分~10分)
・作業難易度(初級、中級、上級)

初級:注文が客1人につき1個、など
中級:注文が客1人につき2個、など
上級:注文が客1人につき3個以上、など

・人の多さ(視覚刺激の大中小無の4選択)
・環境音の音量(聴覚刺激の大中小無の4選択)
・指示のバリエーション(言語(音声、文字)、記号、絵図のマッチング)
・作業台の高さ(立ち作業、座り作業:身体障害の方向け)
・作業プロンプト(正解、不正解時のヒント)

発達障がい支援施設向けVR「emou」

 リアルなお仕事体験を実現するコンテンツのシリーズ第1弾では、イオングループ実店舗にて、書店の接客体験が可能です。

 様々な業種のお仕事体験をVRコンテンツ化し、放課後等デイサービス(就労準備型放課後デイサービスを含む)、就労移行支援施設などで体験することで、職業毎のやりがいや、日常業務などをVR体験出来ます。

 書店の接客体験では、障がい者の雇用や、就労支援を積極的に取り組んでいるイオングループのCD、DVD、書籍販売の専門店の撮影協力のもと、レジでの接客体験やトラブル対応などに加え、店員同士のやりとりなどのソーシャルスキルトレーニングを行えます。

https://prtimes.jp/i/20924/91/resize/d20924-91-258760-0.jpg (引用元)

就労支援が十分になく、働くことのイメージが繋がりにくい

 これまで支援施設では、パソコン操作や、コミュニケーションのトレーニングを中心とした就労準備支援、就労移行支援を行っていましたが、障がいのある方の中には、アルバイトなどの社会経験が少ない方も多く、実際に、働くということをイメージするのが難しい状況でした。また、一部の施設では、実店舗での職業体験などのトレーニングを行なっていましたが、参加可能な人数、時間、業種に限りがあるなど制限があり、必ずしも充実したものとは言えませんでした。

VRだから仕事に没頭出来る

 emouのお仕事体験シリーズは、VRで、どこでもいつでも何度でも様々な業種のお仕事体験が可能です。VRでの体験のため、必ずしも同じ場所に一斉に集まる必要性もなく、体験を行う企業との調整を行うこともありません。

 また、実際の職業体験では実施することが難しかった業務や、トラブル対応などのトレーニングも可能になっています。様々なお仕事体験を通じて、スキルの習得のみならず、働くイメージに繋げ、今まで、自分にはどういった職業に向いているのか、好きなこと、チャレンジしてみたいことなどを整理するきっかけが生まれます。

接客体験や、お客様目線コンテンツなど、全12コンテンツを体験

 書店員体験コンテンツでは、イオングループの実店舗でのレジでの接客体験や、お客様目線で良い接客と良くない接客をリアルに体験出来ます。今後は、接客時のトラブル対応や、店長とのコミュニケーショントレーニングなど、選択肢によりストーリーが変化するコンテンツなどが追加される予定です。

他にも様々な職業訓練VRコンテンツが存在しています。

ヘリコプターのパイロットだったら?
水族館の職員だったら?

株式会社福祉の里 訪問入浴サービス職場体験VR

ジョブシュミレーターゲーム

VR職業体験ゲーム「カウンターファイト」

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