VR活用講座

【2020年度版】おすすめVRデバイスのまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年に世界で人気のあったVRゲームはと言えば、Valveが開発、発売したVRファーストパーソン・シューティングゲーム「Half-Life:Alyx」と、Motive Studiosが開発し、ElectronicArtsによって公開されたStarWarsユニバースを舞台にした宇宙戦闘ゲーム「Star Wars:Squadrons」などが候補に挙がります。

VRやAR等の入出力技術を利用した新たなゲームの開発が進む中、VRデバイスも同じく進化していきます。Samsung GearVRやGoogleDaydreamなどの古いモバイルベースのVRヘッドセットは、基本的に機能しなくなる傾向にあり、今年特に活躍したVRデバイスは、今まで以上に優れた機能を持つものがほとんどでした。

ゲームで使用されているVRヘッドセットは、没入型のものが主になり、用途はゲームに留まらず、クリエイティブツールやビジネスツールにも適応します。外部センサーや、専用のアクセサリが必要になることもありますが、より強力なVRシステムは、依然としてPC接続のものが主流になっています。

VRデバイスを探す時は、しっかりとしたモーショントラッキングが提供されること、コントローラーとうまく同期し、ストレスなくVR体験出来ることの見極めが重要です。

それでは、VRデバイスのいくつかをご紹介します。

Oculus Quest 2

 スタンドアローン型VRヘッドセットの今年の代表格で、PCや他の機器に接続することなく、単体でVRを楽しめるHMDディスプレイです。「Oculus Link」の実装で、PCVRヘッドセットを兼ねています。付属のハンドコントローラーと共に自己完結型で、ワイヤレスに使用することができ、PCに接続すれば、より高度なVRゲームやエクスペリエンスを実現することも可能です。ゲーム用の快適なデザインで、タッチコントローラーが素晴らしいと評価されています。

 フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏によると、2020年10月13日発売の「Oculus Quest 2」の事前予約数は、初代Oculus Questの5倍に達していたことが明らかになっています。Quest 2の予約件数が伸びた要因はいくつか考えられますが、専用コンテンツの充実が大きく影響していることが一つとしてあります。初代Questと比べてみても、現在は多種多様なVRゲームが配信されています。PCVR向けの作品で遊ぶことも可能になりました。

 ただ、同機を使用する際は、Facebookアカウントでのログインが必須となるため、それに伴い発生し得る問題の回避方法としては、正しい「本名」、「生年月日」を登録する、「2つ目のアカウントを作成しない」、また、Facebookアカウントを削除することで、Oculusコンテンツも同時に消去される点などに気を付ける必要があります。

 Oculus Quest 2の気になる特徴はと言うと、起動に掛かる時間は、わずか数秒。自己完結型のモーショントラッキングと、PCに必要なOculus Riftのものと同じフルモーションの6自由度(6DoF)VRコントローラーに加え、驚くほど優れた高解像度ディスプレイが搭載されています。装着時のフィット感も抜群です。サイズは初代のものよりも小さくなっており、また軽さで言えば、10%軽量化しています。

 アプリは、スタンドアロンヘッドセットのオンボードストレージに直接ダウンロードされます。より限定されたモバイルプロセッサは、Beat Sabre、Moss、SuperHot VRなどのゲームにうまく機能し、必要に応じて、USB-Cケーブルを使用してPCに接続することも可能です。

 Oculus Quest 2は、独自の統合ディスプレイを備えた自己完結型のVRヘッドセットです。 旧モデルよりも強力なプロセッサを搭載し、解像度が50%向上しています。1眼あたり1832 x1920ドットを(両目用に)2枚搭載した液晶ディスプレイの画質は優れており、初代と比べて1.5倍の高解像度で、今後のアップデートにより、リフレッシュレート90Hzもサポート予定にしています。

 ディスプレイに網目模様が見えてしまうスクリーンドア効果が感じられず、VRの空間に迷い込んだような、没入感が味わえます。

Sony PlayStation VR

 Oculus Quest 2に比べると、解像度は最先端とは言えません。

 ただ、使用出来るゲームの種類が多く、DualShockやMoveなどもPS4コントローラーで動作します。

 ソニーのPSVRヘッドセットは、依然としてゲーム機用の唯一のヘッドマウントディスプレイと言えます。低価格で手に入りやすく、没入型の体験が楽しめます。

 付属のハンドコントローラーと共に、ワイヤレスで使用可能です。PCに接続して、より高度なVRゲームや、エクスペリエンスを実現することも出来ます。ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)は、PS4タイトルを後方互換機能でプレイする際に使用可能。

 さらには、PSVRで利用する、PlayStation Move モーションコントローラーや、PSVR シューティングコントローラーは、対応のPS VRタイトルをPS5でプレイする際に使用出来ます。

Valve Index

 VRコントローラーの未来を探求するのに最適なPCVRと言えます。 高品質のヘッドセットで、Viveハードウェアで動作します。

 Valve Indexのヘッドセットは少々特殊で、耳に接触することがないオフイヤータイプです。外気を通って音が耳に届くため、より自然です。不思議な感覚で、その使用感から、最も興味深いVR体験が出来るといっても過言ではないでしょう。

 バルブ・ナックル・コントローラーは感圧式で、5本の指全てを追跡でき、握る動作に非常に長けています。多くのアプリではまだまだ最大限に活用出来てはいませんが、Valveのハードウェアは、SteamVRプラットフォーム上に構築されているHTCViveと組み合わせて互換性があります。多くの人のニーズに沿った装着感になるように工夫されており、頭の大きさによって調節ができ、IPD(瞳孔間距離)の調節スライダーが備わっていることで、ピントが合わないといった個々に起こりやすい問題にも対応しています。

 OculusのRiftSや、HTCViveCosmosほど自己完結型のワイヤレスではありませんが、HMDから延びる配線は固定されており、ヘッドセット装着時には気になりません。

HTC Vive Cosmos

 ViveCosmosは、VRの多様性に応える究極の設計になっています。より精度の高いインサイドアウト・トラッキングで簡単にセットアップでき、6つのカメラセンサーと最適化されたソフトウェアで、トラッキング精度にも優れています。広い視野角(FOV)と6DoFのサポートにより、VR空間内を自由に動き回ることが可能です。

 VIVEシリーズの中で最も解像度の高い(合計解像度 2880 x 1700ピクセル)ディスプレイのLCDパネルで、ピクセル間の距離が短く、スクリーンドア効果を最小限に抑えています。

 様々なVR Ready PCで使用可能で、ベース・ステーションは不要です。

 人間工学的に設計されたヘッドセットは、簡単に着脱可能。様々な顔の形や目のタイプに適し、メガネのままでも使用出来ます。

 追加機能として、外部トラッキングフェースプレートSteamVR™ により、精確で自由な動きが可能になります。頭の後ろでラケットを振る、剣をクロスにするなど、どんな角度でも素早くスムーズに動きます。アクセサリをVIVE Cosmosに取り付けると、トラッキング可能エリアを最大100㎡まで拡張出来ます。

 ヘッドセットを外さずに、VRエクスペリエンスに簡単に出入り出来るようにするフリップアップ機能を搭載。Vive PortVRゲーム及びエクスペリエンスプラットフォームへのアクセスが可能です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*